サイトに投下するコンテンツ資源の配分

コンテンツ資源配分ルールの必要性

最近は新しいジャンルに挑戦している。2ジャンル目である。このジャンルに取り組む中で僕が目標としているのは、僕なりにアフィリエイト作業を標準化・一般化することである。もちろん、常に変化に対応することも重要だが、もっと作業的な部分や進め方の方法については、「自分なりのやり方」を確立したい。

その中でずっと考えていたことがある。それが「コンテンツ資源の配分」だ。

1つのジャンルで、複数のサイトを作ると、自分が生み出せるコンテンツが複数のサイトに分散してしまう。例えば、書籍や雑誌などを研究していて、とっておきの「ロングテールネタ」に出会った場合、「このネタをどのサイトに投下するか!?」という葛藤が生じる。

もちろん、サイトごとにテーマはある程度異なるので、答えがすぐに出る時もあるが、同じジャンルだと、そう簡単にいかない事も多い。特に、所有サイト数が増えてくると、自分の持っているサイト間での重複テーマがひとつの課題になってしまうのだ。

そこで、おおざっぱではあるが、次のようなガイドラインで当面、進めることにした。

サイト種別ごとのコンテンツ資源考察

メインサイト

とにかくそのジャンルで自分の軸とするサイトである。自ら勉強し、アウトプットとして投下するコンテンツは、このサイトにとにかく集中する。ただし、1ジャンル目で経験したように、はじめに作ったサイトが若干失敗サイトになる可能性もあるので、その場合は、「一代目メインサイト」「二代目メインサイト」のように、複数サイトになるのはやむを得ない。しかしこれは結果論であって、はじめから複数展開する訳ではない。とにかく自分自身のアウトプットをこのメインサイトに集中させる仕組みが重要なのである。

特化テーマサイト

取り組みジャンルの中で、特にエッジの効いたニッチなテーマでサイトを作る場合がある。1ジャンル目でも、それで成功しているサイトがある。そのような場合は、自分の中で「特化テーマサイト」と位置付ける。これらのサイトはテーマが明確であるから、コンテンツの投下で悩むことはあまりない。それに、狙うキーワードも必然的に弱くなるので、あまりコンテンツ量を必要としない場合も多い。この特化テーマサイトは、数多く作ることが前提となる。いわゆる量産型だ。メインサイトのスピンオフ企画のような位置づけとして、あくまでメインサイトを侵害しない範囲でコンテンツを投下する。

完全外注サイト

今、新しい試みとして完全外注サイトに挑戦している。完全外注サイトは「完全外注ペラサイト」と「完全外注複数ページサイト」に分類される。いずれも、外注する際の募集要項と、指示の出し方で全てが決まるといっても過言ではない。これらのサイトについては、上記「メインサイト」「特化テーマサイト」とのコンテンツ的な重複はあまり気にしない。(※当たり前だがコピーコンテンツを良しとしている訳ではない。結果的に、似たテーマを扱ってしまう事について、やむなしとするということである。)

完全外注サイトは、サイトテーマやコンセプト等を伝えて「人に有償で作ってもらうサイト」であるから、僕自身からにじみでてくるコンテンツの投下は不要である。従ってコンテンツ資源の投下先として悩むことはない。あくまで他人から生み出されたコンテンツであり、資源の掘削地が異なるのだ。

外注化に関して捕捉を3点

1点目は、編集者としての責任である。完全外注サイトだからと言って、問題のあるコンテンツを「外注がやったから」という言い訳のもと、世の中に出すわけにはいかない。従って、編集者としての立ち位置で、コンテンツに手を加えてからサイトにUPする。これは、自分のコンテンツ資源を投下する作業ではなく、素材を整える作業である。

2点目は、発注に関するノウハウの構築である。3月から開始して6サイトほど外注サイトをUPし、3サイトほど外注さんが作業中である。募集と依頼を繰り返しながら感じていることは、「指示の出し方」「単価」この2点で、得られるコンテンツがかなり違ってくるという事である。微妙に、サジ加減を調節しながら、自分なりに最適化できるよう試していかなければならない。理想は、自分がほとんど修正作業をしなくてもUPできるコンテンツが上がってくるような、発注・指示の仕組みを構築することだ。

3点目は、リスクを負えるうちに負うということである。今ならまだ、既存サイトから確定で20万円以上毎月振り込まれているから、例えば、1万円、2万円かけたサイトが失敗しても、生活を侵害することはない。(アフィリ報酬は生活とは切り離している。)つまり1万円、2万円というリスクをどんどん負える今がチャンスなのだ。口座に溜まってゆくお金を腐らせず、リスクを負えるチャンスを失ってはならない。従って、あまりのんびりしていられない。

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