やみくもに

やみくもに撃って惨敗

僕はせっかちで気が早いので、
はじめから落ち着いて、きちんと正しい努力をこなすことができない。

いつも、準備もおざなりに戦いの場に出て
やみくもに撃ちまくって惨敗し、
それで目が覚めてようやく、ちゃんと物を考えはじめるのだ。

学業でも仕事でも、趣味ですらそうである。
三つ子のたましい百までである。

しかし、いざ、ちゃんと物を考えようとしたとき、
「惨敗した戦場の記憶」は案外役に立つ。

そして僕の精神は都合よくできていて、
惨敗すると俄然やる気が出てくるのだ。

キーワードを整理している

というわけで今さらながら、
取り組み中のジャンルのキーワードを整理している。

さっそく、メインサイトにアクセスの来ている
ロングテール検索語を全て書き出した。

そして、その検索語ひとつひとつについて、
「その言葉を打った人の立ち位置」を書き出している。
実際に書くことが大事だ。
頭の中で考えるだけだといろいろ逃してしまう。
僕の頭は、ひとつ覚えるとひとつ忘れる仕組みになっている。

きちんと書いていくと気付くことが沢山ある。

検索語によって
・検索者の立ち位置が特定できるもの、出来ないもの
・すでにサービスを申し込み済みの人の悩み
・ただ言葉の意味が知りたくて調べている人
・言葉の意味が知りたいのは何故?

本当だ。
ものすごく広がりがある。
その広がりの中から、買ってくれそうな立ち位置の人を
選ばないとだめだな。これは。

選んでも、はずれるかもしれないが、
ちゃんと選びすらしなかったら、まぐれ当たりもほとんど無いだろう。

実際、自分のサイトを反省すると、
「この言葉で検索してサイトに行き着いた人は、
アフィリリンクをクリックしなくて当然だ」
というアクセスが山のようにある。

毎晩、ASP管理画面をみて「ああ、残念!」とか言っている
場合ではなかったのだ。

仕切り直しだ。

誰に何を売るか

つまるところ、アフィリエイト以前の問題にぶちあたった。

誰に何を売るか。

すごく単純なことでありながら、
きっと全ての商売人がずっと追及していることで、
そこに分け入ってゆこうというのだから、覚悟が必要だ。

ミシュランで星をいくつも取るような飲食店ではなく、
上野公園のちょうど良い位置にあるベビーカステラ屋のように
商売がしたい。

M-1グランプリで優勝するような芸人ではなく、
結婚式の余興でさりげなく大金を稼いでいるエスパー伊藤
のように商売がしたい。

腕を磨こう。

コメントを残す