満腹するコンテンツと飢えるコンテンツ

アクセスのあるサイトを大改造した

昨年作ったサイトのひとつが、
それなりのKWでアクセスがあるのに、
あまり成約しないため、週末に大改造を行った。

その過程で、有名なサイトを見て勉強しながら、
どうやって訪問者を成約に誘導するか、
ということを考えていた。
そこで僕なりにたてた仮説を、
忘れないように書き留めておく。

あくまで仮説だ。
従って仮説に基づいて行動してみたのち、
はじめて有効な理論かどうかが分かる。

サイトコンテンツの種類を2通りに分けてみた

このエントリーのタイトル通り、
「満腹するコンテンツ」と「飢えるコンテンツ」だ。

それぞれの特徴を対比して整理する。

満腹するコンテンツ

・訪問者が求めていた答えがその記事に書いてある
・不安や欲求が満たされ、訪問者が知的•鎮静モードになる
・その記事に滞在したくなり他の場所へ遷移しにくい
・サイトの信用度を上げ、訪問者がCVする勇気を与える
・記事の内容がとても良い場合は自然リンクがつく

飢えるコンテンツ

・訪問者が求めていた答えがもっと先にあると感じさせる
・不安や欲求が刺激され、訪問者が切望モードになる
・その記事の先にある情報へ遷移したくなる
・訪問者がCVするエネルギーを生み出す

どちらかだけではうまく成立しない

満足コンテンツだけだったら、どうなるか。

おそらく、それなりに読まれているのに
案外儲かっていないサイトになるだろう。

前述した僕のサイトはこの症状にかかっている。

知的•鎮静モードになってしまった訪問者は、
気持ちに余裕ができ、
案外アフィリエイトリンクをクリック
してくれないように感じている。

訪問者が、
「冷静に考えれば、今このサイトにあるリンクを
踏んで慌てて行動しなくてもよい」
という気持ちになってしまうからである。

では、飢えコンテンツばかりだったら、どうなるか。

これは、アフィリエイトサイトとしては
成立する場合もあると思う。

しかし下手をすると煽りエイトサイトになり、
サイト全体が胡散臭くなる。

また、同様のサイトが検索上位に増えてくると、
勝負が厳しくなる。

そして、ジャンルによっては
飢えコンテンツだけでは成立しない。

アフィリエイトリンクを踏んだ先でCVするためには、
まずそのサイト自体の信頼性を高め、
訪問者に行動する勇気を与えなければならない
場合があるからだ。

コンテンツの役割分担がうまく機能しているサイトは強い

訪問者が望むものを惜しみなく提供し、
優しい笑顔で「大丈夫だよ、僕がついている」
と語りかけ、いったん落ち着いてもらう。
知識を与えて勇気を身につけてもらう。

その上で、訪問者に行動する為のエネルギーを与える。

うまーく出来たら気持ちいいだろうなあと思う。
しかしやろうとすると難しい。
今週末のサイト改善も、3歩進んで2歩下がる感じだった。

しかし、すでにある程度の規模になったサイトの
改善作業をすると、とても学ぶことが多い。

もちろん、このサイトではもはや「後悔先に立たず」
となってしまっている事柄もある。

たが次に作るサイトを設計するための良い稽古になる。

技の改善。

改善するのは楽しいなあ。
アフィリエイトに出会って良かったなあ俺。

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